2021/07/05
こんにちは。
店舗のある博多駅周辺は、人の流れが戻りつつあるのを日々感じております。
不動産の市場は、売り物件が不足している状態です。
現在の不動産業界には、不動産売却に関する大きな問題がございます。
売却を依頼したお客様の利益を損ねる重大な問題ですが、実態が見えにくくご存じない方も多いのでは
ないでしょうか。
『囲い込み』『両手の確保』といった問題です。
通常、売却依頼を受けた不動産会社は、物件情報を一定期間内に不動産流通機構「レインズ」に登録することが法律で義務付けられています。
レインズに登録された物件情報は、原則としてすべての不動産会社に公開されます。
多くの不動産会社様が顧客の為に新しい物件情報を待っていらっしゃる状態です。
そこに情報として入って参りますので、早期売却のチャンスが広がることになります。
しかし一部の不動産会社はレインズに意図的に掲載せず、物件情報を自社だけで囲い込み、売主様からの早期売却のチャンスを奪っているという実態が存在します。
何故、そんなことをする必要があるのでしょうか。
レインズに物件情報を登録すると、県内にとどまらず全国の不動産会社が買主を探してくることになります。そうすると、必然的に売主及び買主双方から仲介手数料を頂ける『両手取引』のチャンスが少なくなってしまいます。
売主様の利益を最優先に考えると間違っている方法ですが、不動産売却の現場では過剰な営業ノルマを課している会社が少なくありません。
そこで、売主様の利益よりも自身の営業成績を優先するといった傾向が確実に存在しているのです。
弊社は、売主様の利益を最優先し短期で成約に繋がるように精一杯動かせて頂きます。
その為、相場をかけ離れた『専任媒介契約を頂く為の売出金額』を提示を行っておりません。
不動産業界の問題点はまだまだございますが、信頼できる不動産会社をご選択することは自身の利益を確保する事にも繋がります。
売却をお考えの方は、慎重に不動産会社を選択することをお勧め致します。